宇宙は本当にひとつなのか
『宇宙はほんとうにひとつなのか』
著者:村山 斉
ブルーバックス出版
暗黒物質、宇宙の大規模構造、暗黒エネルギーの解説からはじめて、多次元宇宙(10~11次元)、異次元宇宙(マルチバース)に話を移し、宇宙は本当にひとつなのか‥で締めている。話題性のあるテーマに絞っているので、ブルーバックスの本としてはそれなりにまとまっているといえるかもしれない。
歯ごたえがないと思う読者には、ブライアン・グリーン、レオナルド・サスキンド、リサ・ランドール、ローレンス・クラウス、アレックス・ビレンケンなどの翻訳本をお勧めします。