宇宙138億年の謎を楽しむ本
『宇宙138億年の謎を楽しむ本』 ~星の誕生から重力波、暗黒物質まで~ 監修:佐藤勝彦 PHP文庫 一般向けの読みやすい表題どおりの本である。物足らなさはあるが、肩が凝らずに、気楽に読める。はじめてこの種の本を手にする人にはとても良い本かもしれない。
あなたの知らない宇宙138億年の謎
『あなたの知らない宇宙138億年の謎』 縣 英彦 監修 洋泉社 ごく最近出版された(初版発行8月21日)本ということなので買ってみた。様々な宇宙の謎についての解説書ということではなく、網羅的に宇宙に関する謎が平易に紹介されている。ロケットや宇宙探査機、天体望遠鏡など、一般の...
狂騒する宇宙
『狂騒する宇宙』 ダークマター、ダークエネtルギー、エネルギッシュな天文学者 Robert P.Kirshner 著 井川 俊彦 訳 共立出版 宇宙の加速膨張を証明したIa型超新星をめぐる天体観測科学者達のエネルギッシュな活動のドラマ
宇宙のはじまりの星はどこにあるのか
『宇宙のはじまりの星はどこにあるのか』 谷口 義明 著 メディアファクトリ-新書 宇宙論を実証してきた天体観測とその技術の歴史を中心に解説
重力とは何か
『重力とはなにか』 アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る 大栗 博司 著 幻冬舎親書 最新の物理学に疎い一般の人には、4つの力のうちもっとも馴染みの深いのが重力ではないかと思えるが、実際にはもっとも分からないのが重力である。物理学者たちは3つの力までの統一理論にな...
インフレーション宇宙論
『インフレーション宇宙論』 ビッグバンの前に何が起こったのか 佐藤 勝彦 著 BLUE BACKS インフレーション理論提唱者による一般向けの分かりやすい解説書になっている。 インフレーションはモノポール、宇宙の一様性と平坦性など以前には説明のつかなかった不思議に回答を与え...
宇宙に外側はあるか
『宇宙に外側はあるか』 松原 隆彦 著 光文社新書 「宇宙の外側」とはなっているが、これまで宇宙について分かってきたことと、多分このようなことではないのかということ、だがしかし本当だろうかというようなことについて幅広く、だからして要点を整理して論じている。
宇宙のダークエネルギー
『宇宙のダークエネルギー』 「未知なる力」の謎を解く 土居 守 松原 隆彦 著 光文社新書 宇宙が膨張しているだけでなく、加速膨張しているという。これを証明するには多数の遠方の銀河までの距離と後退速度を調べる必要がある。距離はⅠa型超新星(白色矮星の爆発)から、後退速度は...
無の空間の謎に迫る 真空とインフレーション宇宙論
『無の空間の謎に迫る 真空とインフレーション宇宙論』 NEWTON ムック ざっと宇宙論の現状を眺め、楽しむには手ごろな本かもしれない。真空と…となっているが最新の宇宙論が網羅的に紹介されている。 真空は無ではなく量子論では短時間にそれも短ければ短いほど素粒子が激しく生成・...
隠れていた宇宙(下)
『隠れていた宇宙(下)』 あなたと同じ人間が平行世界に実在する!? ブライアン・グリーン 著 竹内 薫 監修 大田 直子 訳 早川書房