宇宙とその進化
『宇宙とその進化』 著者:吉岡一男 有本信雄 山田亨 須藤靖 放送大学教材 この本は、2015年の出版で、今年から放送大学で放映している「宇宙の誕生と進化」(こちらの主任講師は谷口義明さん)の前の講座の教材になる。放送大学の教材はAMAZONで買っても結構高額なので、一世代...
不自然な宇宙
『不自然な宇宙』宇宙はひとつだけなのか? 著者:須藤 靖 BLUE BACKS この本は今年になって出版されたばかりであり、著者についても放送大学の「宇宙とその進化」で「一般相対論的宇宙モデル」の講義をしていたことを覚えている。...
地球外生命9の論点
『地球外生命9の論点 存在可能性を最新研究から考える』 著者:立花隆 佐藤勝彦 長沼毅 皆川純 菅裕明 山岸明彦 重信修治 小林憲正 大石雅寿 佐々木晶 田村元秀 BLUE BACKS 2012年に発行された本なので、その後(2015年)に東京大学出版会から発行された、より...
地球外生命体 実はここまできている探査技術
『地球外生命体 実はここまできている探査技術』 著者:井田 茂 マイナビ新書 出版社の編集者への話の内容を加筆修正した本ということで、優しい語り口の「地球外生命体」になっている。一般の人が抱く地球外の生命のイメージについての誤解をひも解こうとしているような本ともいえる。...
宇宙に命はあるのか
『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』 著者:小野雅裕 KINDLE版 戦争の兵器としてのロケット、人工衛星、月探査、惑星探査ロケット、様々な宇宙観測衛星、宇宙に生命を求める旅の話‥などがロケットや衛星開発者の視点から描かれている。 ...
宇宙の統一理論を求めて
『宇宙の統一理論を求めて 物理はいかに考えられたか』 著者:風間洋一 岩波現代文庫 比較的新しい本(2016年9月出版)なので、比較的最近の発見などの目新しいことが多少は盛り込まれているのではないかと期待して注文してみた。古代における宇宙論から超弦理論に至るまでの「宇宙の統...
宇宙からいかにヒトは生まれたか
『宇宙からいかにヒトは生まれたか 偶然と必然の138億年史』 著者:更科 功 発行所:新潮社 宇宙の誕生からヒトの誕生にいたるまでの138億年の歴史について、キーワードになる事柄を分かりやすく解説している。宇宙に関してはマルチバースや時空の次元の話から始まる。長大な歴史を2...
最新 惑星入門
『最新 惑星入門』 著者:渡部潤一 渡部好恵 朝日新聞出版 出版日が2016年7月になっているので、今のところ最新の太陽系観測データに基づく最新の知見が盛り込まれているとみてよいのかもしれない。水星から海王星までの惑星とその主な衛星について解説はもちろんであるが、木星、土星...
生命はいつ、どこで、どのように生まれたのか
『生命はいつ、どこで、どのように生まれたのか』 著者:山岸明彦 発行:集英社インターナショナル 著者は生命科学の第一人者でもあり、国際宇宙ステーションで、宇宙に浮かぶ生命の種の収集を目的とした「たんぽぽ計画」の代表者でもある。朝日カルチャーセンターで行った講義をもとに、アス...
生命の起源を宇宙に求めて
『生命の起源を宇宙に求めて パンスペルミアの方舟』 著者:長沼毅 発行所:株式会社化学同人 この本は結構「科学的」にパンスペルニア説を説明しているように思う。 地球が誕生したのが45億4000万年前頃、後期重爆撃期が終了したのが38億年前頃、原始海洋ができるのと殆ど同...