生命の星の条件を探る
『生命の星の条件を探る』 著者:安倍豊 発行所:文芸春秋 ハビタブルゾーンにある系外惑星が多数発見され、その中には地球サイズの星も含まれている。生命の存在する星の発見が現実味を帯びてきた中で、生命の星の条件を問い直している。 ...
地球外生命体
『地球外生命体』 著者:懸 英彦 発行所:株式会社 幻冬舎 系外惑星の大量発見と共にハビタブルゾーンにある系外惑星の発見が相次いでいる。2020年以降に実現予定の超大型望遠鏡(TMT、E-ELT、GMT)によって、これらの星に液体の水、オゾン、植物などの存在が分光観測などで...
系外惑星と太陽系
『系外惑星と太陽系』 著者:井田茂 岩波新書 著者は『宇宙生命論』の一人である。 京都モデルに代表される惑星形成論は系外惑星が大量に発見され、太陽系には見られない様々な惑星が発見されるに及んでその修正・拡張が必要になってきた。太陽系の各惑星がどのように出来てきたのかも見直さ...
宇宙生命論
『宇宙生命論』 著者:海部宣男、星元紀、丸山茂徳など総勢23人 東京大学出版会 2015年7月30日初版 膨大な数の系外惑星の発見、地球型岩石惑星の発見が相次ぐ中で、地球外生命の存在しそうな星の発見が現実味を帯びてきている。このため「アストロバイオロジー」という分野が宇...
マルチバース宇宙論入門
『マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ<この宇宙>にいるのか』 著者:野村泰紀 発行所:星海社新書 旅のお供に最新の入門書でも‥と思って読んだ本であるが、久しぶりに新しい知見が得られた気がする。 真空のエネルギーの観測値が理論的計算値の120桁も小さいこと、6つのクォ...
巨大ブラックホールの謎
『巨大ブラックホールの謎』 ~宇宙最大の「時空の穴」に迫る~ 著者:本間希樹 発行所:講談社 BLUE BACKS 新しい観測装置や天文観測衛星によって、次々に宇宙の隠れていた謎が明らかにされたり、重力波のように理論的に予言されていた事象が検証されたりしてきている。...
宇宙138億年の謎を楽しむ本
『宇宙138億年の謎を楽しむ本』 ~星の誕生から重力波、暗黒物質まで~ 監修:佐藤勝彦 PHP文庫 一般向けの読みやすい表題どおりの本である。物足らなさはあるが、肩が凝らずに、気楽に読める。はじめてこの種の本を手にする人にはとても良い本かもしれない。
地球と生命の46億年史
『地球と生命の46億年史』 著者:丸山茂徳 出版:NHK出版 宇宙論の本ではないが、放送大学で「地球史を読み解く」という講座があり、丸山茂徳という人の進化論を視聴していて新しい知見が得られたので、確認のため関連する著書を購入してみた。...
重力波とはなにか
『重力波とはなにか』 著者:安東正樹 発行所:講談社 BLUE BACKS 昨年9月14日に米国のLIGOで初めて重力波が観測されて以降、その意味が知りたくてその後に出版された本を探していた。2冊あったが、そのうちの一冊がこの本である。宇宙論関連の新書やBLUE...
重力波は歌う
『重力波は歌う』 著者:ジャンナ・レヴィン 発行所:早川書房 重力波の存在はアインシュタインの一般相対性理論により予言されていた。2016年はアインシュタインの論文100周年にあたるとのことである。この本は、この直前にあたる2015年9月14日に、米国のLIGOで観測された...